「気候同行カードがなくなる?」「7月から使えないの?」とSNSで気になった人も多いのでは。2026年、ソウルの気候同行カード制度が変更されますが、日本人旅行者に便利な短期券は継続します。今回は、旅行前に知っておきたい変更点とチャージ方法をわかりやすく解説します。
気候同行カードはなくなる?2026年の変更点

結論からいうと、日本からソウルを訪れる旅行者は、今後も気候同行カードの短期券を利用できます。
2026年に終了するのは、主に従来の「30日券」です。先払い型30日券は7月31日でチャージを終了し、最終利用日は8月29日。後払い型は8月31日でサービスを終了します。
一方、観光客にも便利な1・2・3・5・7日券は終了しません。ソウル市も短期券について「継続運営予定」と案内しています。
そのため、SNSなどで見かける「気候同行カードが終了する」という情報だけを見て、短期券も使えなくなると考える必要はありません。
| 券種 | 2026年の変更 |
|---|---|
| 30日券(先払い) | 7月31日チャージ終了・8月29日利用終了 |
| 30日券(後払い) | 8月31日サービス終了 |
| 1・2・3・5・7日券 | 継続利用可能 |
10月以降の韓国旅行でも使える?

「9月以降は使えない?」「10月に韓国へ行くけれど大丈夫?」と心配している人もいるかもしれません。
ソウル市の2026年7月時点の公式情報では、気候同行カードの短期券は今後も継続予定です。
また、短期券を利用するための実物カードも引き続き購入できます。つまり、30日券のサービスが終了した後も、短期旅行者は気候同行カードを利用できます。
秋以降にソウル旅行を予定している人も、現時点では短期券を選択肢に入れて問題ありません。
そもそも「気候同行カード」とは?

「気候同行カード(Climate Companion Card)」は、対象となるソウル市内の地下鉄やバスなどを、選択した期間中に定額で利用できる交通カードです。
観光客や短期滞在者向けには、旅行日数に合わせて選べる5種類の短期券があります。
| 券種 | 料金 |
| 1日券 | 5,000ウォン |
| 2日券 | 8,000ウォン |
| 3日券 | 10,000ウォン |
| 5日券 | 15,000ウォン |
| 7日券 | 20,000ウォン |
短期券は、チャージした日から利用期間がスタートします。たとえば3日券を8月10日にチャージすると、その日から利用開始となります。
翌日から使うつもりで前日にチャージしてしまわないよう、注意してください。
気候同行カードはどこで買える?

日本人旅行者の場合は、実物の気候同行カードを購入して短期券をチャージする方法がわかりやすいでしょう。
実物カードは、ソウル交通公社1~8号線の駅に設置された新型交通カード券売機などで購入できます。また、9号線・牛耳新設線・新林線の駅周辺にあるコンビニでも販売されています。
ただし、店舗によって在庫状況が異なります。旅行中に購入する場合は、見つけたときに確保しておくのもひとつの方法です。
気候同行カードのチャージ方法を画像で解説

気候同行カードの実物カードを手に入れたら、券売機で旅行日数に合わせた短期券をチャージします。
ここからは、実際の画面を見ながら手順を確認していきましょう。
① 券売機で「気候同行カード」を選択
券売機の画面を日本語表示に切り替え、「チャージ」のメニューを選びます。
韓国語での操作に不安がある場合も、日本語表示にしてから進めれば内容を確認しやすくなります。
② 気候同行カードを指定の場所に置く

券売機の案内に従って、実物の気候同行カードを指定された読み取り部分に置きます。
カードが正しく認識されると、チャージする券種を選択できる画面へ進みます。
③ 旅行日数に合わせて短期券を選択

旅行の日程に合わせて、1日券、2日券、3日券、5日券、7日券のいずれかを選択します。
ここで覚えておきたいのが、短期券は「チャージした日=利用開始日」になることです。
短期券は事前チャージができません。実際に利用を開始する日にチャージしましょう。
④ 料金を支払う

選択した券種と料金に間違いがないか確認してから、画面の案内に従って支払いを行います。
決済が終わるまで、気候同行カードは読み取り部分から動かさないようにしましょう。
⑤ チャージ完了!改札でタッチして利用

画面にチャージ完了の案内が表示されたら手続きは終了です。
地下鉄を利用するときは、改札のカード読み取り部分に気候同行カードをタッチします。バスを利用するときも、乗車・降車時にカードを忘れずにタッチしましょう。
利用前に知っておきたい3つの注意点

短期券は事前チャージできない
短期券はチャージした日から利用期間が始まります。
「明日から使うから今日チャージしておこう」という使い方はできません。利用開始日にチャージしてください。
すべての交通機関で使えるわけではない
気候同行カードはソウル市内の対象地下鉄や、ソウル市の対象バスなどで利用できます。
一方、新盆唐線、GTX、広域バス、空港バスなどは対象外です。ソウル市外へ出かける予定がある場合は、目的地まで利用できるか確認しておきましょう。
仁川空港と金浦空港を混同しない
特に注意したいのが、仁川国際空港への空港鉄道です。
ソウル市内の対象駅から乗車し、仁川空港第1・第2ターミナル駅で「降車」することはできます。しかし、仁川空港駅から気候同行カードを使って乗車することはできません。
空港からソウル市内へ向かう際は、別の乗車方法を用意しておきましょう。
編集部コメント|短期旅行なら今後も便利

以前は「ソウルに着いたものの、気候同行カードが売り切れていて買えなかった」という声も多く、旅行者にとって購入場所を探すこと自体が少しハードルになっていました。しかし、たべたびコリア編集部が現地を訪れるなかでは、2026年春頃から金浦空港をはじめ、ソウル市内のコンビニなどでも気候同行カードを見かける機会が増えています。
今回の制度変更で「気候同行カード自体がなくなるの?」と心配した人もいるかもしれませんが、日本から訪れる短期旅行者に便利な1・2・3・5・7日券は今後も継続予定です。ソウルで地下鉄やバスを使ってたくさん移動する旅行なら、引き続き便利な選択肢になりそうです。
なお、新制度「気候同行カードプラス」は当初2026年7月1日の発売が予定されていましたが、発売は延期されています。ソウル市は同年7月1日、関係機関との協議を経て発売日を改めて決定すると発表しました。正式な発売日など、詳細が分かり次第、たべたびコリアでもお伝えします。
【編集・制作:たべたびコリア編集部】

